オーストラリアに出発する一時間前に観光名所を調べ始める。なになに。メルボルンからアデレードまでの間にはグレーオーシャンロードなる名所があるらしい。しかもふつうはレンタカーを借りねばいけないらしいとのこと。これからバイクを借りて旅行しようという僕からするとなんか得した気分。
どうも僕は根が貧乏性なようでこういうお得なものには目がない。安売りだからといっていらないものをたくさん買って、結局総合的に見たら無駄な出費が多い、というよくあるパターンなのですが。
とりあえずメルボルンで一番の人気スポットへ。
ここはナウなヤングたちであふれていました。このがま口のオブジェは東京で言ったら渋谷のハチ公的な場所であることは間違いなく、イケイケなジモティーの間では、トレンディーなシティーボーイとすげぇシャンなスケのアベックであふれかえっているという噂のめちゃんこな胸キュンスポットのようです。
当然のごとくガールハントに精を出す、おニューのウエストポーチでバッチしキメた、ちょっとタカビーな感じのヤンエグやらスカしたチーマーやらがアンダーハートルックルックな感じで周囲を伺いつつ、玉砕覚悟でハイソなマブギャルに、いきなり「しもしも彼女ぉ、僕だけどぉヒマジンしてる?お茶しない?」と声をかけるももはやアフターカーニバル、アウトオブ眼中であしらわれて、バタンキューとかギャフンとか言いながらドロンしていく光景がそこかしこで見られ、彼らのような勇気のないパンピーである僕はそれをどこか遠い目で、おこらんを食べに入った、ユマ・サーマンくりそつのおきゃんな店員のいるサ店でグ〜な味のレーコーをすすりながら眺めていたわけです。
いいもん見させてもらいました。
ありがじゅう。
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