この国では、無知、あるいは知識や情報が足りないことが場合によって罪悪になるという認識が薄い。by村上龍
いやはやもう、なんといいますか。
最初にドメインの意味が理解できていなかったために、えんえんと初期ドメインの更新を続けていてザセツした僕ですが、数日後に再びチャレンジすることになります。
チャレンジ。うん、なかなか響きのいい言葉です。もっとも、失敗から学ぶことなくチャレンジを続けるのは、ただのアホ、ともいいますが。
始まりはこうです。
「2、3日パソコンも寝かせたし、もう悪いところも直っているだろう」と、ふと思いつき、再スタートを切ってみたのです。初心者のころに勘違いしていたことなのですが、パソコンはケガとは違い、数日ほっておいたところで回復したりはしないんですね。(いや、当たり前だろって?まぁまぁ)
一方で、数日たって冷静になってから再チャレンジすると意外とすんなりうまくいってしまうことも、意外と多い。バイクとかでもそんなことがままあったりする。
この時はじつにそんな感じでした。良いのか悪いのか、、、
よくわからないままに再スタートしたときに、前回と違い更新したかった独自ドメインのほうを選んだとか、そんなことが理由だったのでしょう。はっきりいって失敗した原因も全く理解していなかったし、反省すらしていない状態で再チャレンジしたので、もちろんわけなんか一切わかっていなかった。
だが、まぁよかろう。
きっとこの前はインターネットが何か問題を抱えて、ダウン?的な何かをして、うちの契約しているサーバー?ってやつの会社が電波塔とかで起きた問題?をこの数日間で必死に解決したのだろう。最近AIとか自動運転とかすごいらしいし、まぁそういうなんかスゲーのが出てきて、直ったんじゃね?
つまり問題はうちのパソコンではなく、インターネットにあったのだ。そう、きっとインターネットが故障していたのにちがいない。俺のパソコンを管理してるインターネットがサーバーから漏れ出してたとか、俺のサーバーが電波塔に送信されなくなった、とかなんとかそんな感じなのだろう。
まったく、自分でもうっとりするぐらい、アホ丸出しですね。
だが、新しいテクノロジーにはこの手の勘違いはつきものなのかもしれません。
かつて初めて電話線が横浜と東京でひかれたときには、電話線に荷物をくくりつける人が後を絶たなかったそうです。なんでも、電話線に荷物をくくりつけることで、誰かが電話するときに、ついでに自分の荷物も相手のもとへ届くと信じていたそうです。
なんともほほえましいエピソードですね。もしかしたら僕のネットに関するリテラシーのなさも、やがてはこの手のエピソードとして語られることになるかもしれません。
話をもどしましょう。
そんなこんなで無事作業が進み、一息ついていると、目に入るんですよね。ページのhttps化という言葉が。よくわからんが、とにかく一文字たすだけでセキュリティが格段にアップするらしい、と。
なになに、httpsというのは、えーと、認証がどうだかこうだか、うんちゃらかんちゃら。つまりそれによってセキュリティがぴーちくぱーちく。
なるほど。
まったくわからん。
とにかく一文字sってのをつけりゃあいいんだな?あれだろ、あの中学校でやった、sつけると複数形になる的なやつだろ?よくわかんねーけど、ふくすーけーにすればセキュリティがよくなンのね。うん。一文字ポチっ、と付け加えて何かいいことおこンならそらまぁ、やらなきゃ損だべ。
というわけで、https化にも手を出すことに。
これが失敗でしたわ。
httpでもhttpsでも一文字しかちがわねンだから、だいたい同じもんだろ、アドレス変わっても、わかるだろ。最近のネットは頭いいからな、AI的なやつでなんとかなんじゃね?と思っていたのですが、一文字でも違うと、機械にとってはそれは全く違うものになるので、受け付けてくれません。
初期ドメインのhttpとhttps、独自ドメインのhttpとhttpsが僕の中でごちゃごちゃにからまり、もうまったくもってわけのわからんアドレスが乱立する事態となってしまい、ジ・エンドでした。
次回はどうやってこの糸を解きほぐしていったのかについて解説します。
今日はここまで!
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